会員だより「大阪市立南港北中学校において防災学習の講師を務めました」(森ノ宮医療大学 看護学科 福島信也教授)
同窓生として医療の分野で活躍されている福島信也(K51)さんの活動を紹介させて頂きます。(K51 西埜増宏)
―――――――――― 以下、森ノ宮医療大学ホームページより抜粋 ――――――――――――――
本学看護学部看護学科 福島信也教授が、大阪市立南港北中学校において防災学習の講師を務めました。
5月29日は、地域合同防災訓練の事前学習として、1年生を対象に防災の基礎知識を説明しました。最近全国各地で地震が多く発生していることもあり、平時の対策や発生時の行動について考える機会となりました。また、新聞紙で非常時に使用できる簡易スリッパ作り体験も行いました。簡易スリッパは避難時に体育館で防寒用として利用でき、今回作成した簡易スリッパは6月10日の「地域合同防災訓練」時に地域の方々にも配布されました。新聞紙は防災リュックに入れておくと便利なアイテムですが、活用法を知識として知っておき、体験しておくことがいざという時のために重要であるということを学んでほしいと考えています。
6月10日は「地域合同防災訓練」が行われ、本学は地域・住之江区役所とともに、3年生と避難所開設の訓練を行いました。本学からは6名の学生がボランティアとして参加し、中学生をサポートしつつも、普段体験することのない災害時の対応に本学学生にとっても良い経験となりました。また、福島教授より災害時における避難所での要配慮者の対応について、保健体育の教科書の内容にも触れながら説明しました。
自然災害が多い我が国において、平時の備えは欠かせません。これを機に、南港北中学校の皆さんはもちろん、地域住民の方々や本学学生の防災意識の向上に繋がることを期待しています。
福島信也教授(K51)