「うるう会」傘寿同窓会,鳴門うずしお観潮
「うるう会」56周年傘寿同窓会「鳴門うずしお」観潮
昭和31年 機械工学科卒の我々は卒業年のうるう年に因んで4年毎に集まる事を決め、今年は56周年で傘寿を通過する記念同窓会になりました。淡路在住幹事の肝いりで「鳴門うずしお」観潮をメインに舞子に集合しました。
舞子側の明石海峡大橋主塔から本州と瀬戸内海の大パノラマを楽しみました。次いで淡路島をバスで縦断し、大鳴門橋から真下の「うずしお」を見学、夜は鳴門グランドホテルで鯛料理に舌ずつみを打ち、阿波踊りの余興ではプロから表彰を受ける者が出る盛況さでした。
翌15日も絶好の晴天、咸臨丸で洋上から雄大な「うずしお」を見学しました。その後、車中では研究熱心な幹事から日本地図の作成に努力した「伊能忠敬」の足跡、淡路出身の「高田屋嘉兵衛」の話、その上得意分野の海図の説明等を聞きながら旅を続けました。
参加者は19名(41名卒業中物故者12名、遠距離等で参加出来なかった方10名)で盛会な集まりとなりました。・・・・とは言うものの全員が70歳台最後、中には大変健康な方も居ましたが、耳が聞え難い、目が一寸、言葉がすぐに出て来ない等々・・・・歳相応の年代になって来ました。
今後は旅行が主体ではなく母校を中心にした会を毎年行う事にしました。帰りはバスで明石大橋を渡る人、岩屋から高速艇で明石に出る人等、別れを惜しみながら各々家路に着きました。(吉田豊彦記)