兵庫県政150周年記念式典に参加
平成30年7月12日(木)13:30より17時過ぎまで、神戸国際会館 こくさいホールで、兵庫県政150周年記念式典が開催され、寺林理事長の代理で参加してきました。
井戸知事の挨拶によると、1868年7月12日(旧暦:慶応4年5月23日)、開港間もない兵庫津周辺と内陸部に点在する旧幕府領を管轄する機関として兵庫県は誕生したとのこと。この時に就任した初代知事は、あの「伊藤博文」(資料には、刀を2本指した、りりしい写真が掲載されています。-WEBでも見れました-)だそうです。
現在の兵庫県の県域になったのは、明治9年8月、それぞれ多様性を有する摂津(阪神)、播磨、但馬、丹波、淡路の5つの国で構成されたとのこと。頂いた資料「兵庫県150年のあゆみ」には
■進取の気性が光る「日本初」
・洋服店(明治2年) ・映画(明治29年) ・ゴルフ(明治34年)
・子供専門病院(昭和45年) ・姫路城の世界遺産登録(平成5年)
・コウノトリの野生復帰(平成17年)
■世界に誇る「ナンバーワン」
・SPring-8(播磨科学公園都市)
・実大三次元振動破壊実験施設、通称E-ディフェンス(三木市)
・明石海峡大橋(平成10年開通)
・なゆた望遠鏡(佐用町、県立大学西はりま天文台)
・手延べそうめん生産量 ・清酒生産量
が掲載されています。
続いて、井戸知事による兵庫の目指す姿「兵庫2030年の展望」のPPTによるプレゼンと映像上映が行われました。「未来の活力」、「暮らしの質」、「ダイナミックな交流・還流」の視点から11項目の兵庫の2030年の姿を纏めた資料も頂きました。
そして、兵庫の未来を創る 小学生・中学生・高校生 の発表があり、その一つ、姫路工業高等学校の生徒さんによる「姫路城西側を流れる船場川にホタルの幼虫を放流し、学校(伊伝居)から姫路城までホタルが飛び交うようにすることで地域交流を進めるという活動は、特に親近感を抱く内容でした。
兵庫芸術文化センター管弦楽団(2005年9月設立)による記念演奏、五百旗頭 真氏(兵庫県立大学理事長)による演題「近代日本と兵庫の150年」の記念講演で県政150周年記念式典は終了となりました。お土産として瓦せんべいをいただきました。