応用化学専攻の稲本純一助教、榎翔也さん(応用化学専攻 博士前期課程 2022年度修了)、宮本樹さん(応用化学専攻 博士前期課程2年生)、稲生朱音特任助教、松尾吉晃教授らの研究論文” Unraveling the Factors of Host Materials Affecting the Kinetics of Electrochemical Anion Intercalation Reaction”がアメリカ化学会のACS Applied Energy Materials誌にSupplementary Cover Artとして採択されました。
応用化学専攻の稲本純一助教、榎翔也さん(応用化学専攻 博士前期課程 2022年度修了)、宮本樹さん(応用化学専攻 博士前期課程2年生)、稲生朱音特任助教、松尾吉晃教授らの研究論文” Unraveling the Factors of Host Materials Affecting the Kinetics of Electrochemical Anion Intercalation Reaction”がアメリカ化学会のACS Applied Energy Materials誌にSupplementary Cover Artとして採択されました。 本論文ではリチウムイオン電池に代わる環境に優しい二次電池として期待されるデュアルカーボン電池の正極反応である炭素材料へのアニオン挿入脱離反応について、その反応速度に影響を与える因子を電気化学インピーダンス法などにより解析を行いました。その結果、炭素材料の含酸素量や層間距離によって、反応の活性化エネルギーが変化することを明らかにしました。このような反応速度に対する炭素材料側の影響因子についてはこれまで明らかになっておらず、高速な充放電を可能にする二次電池用電極材料を設計する上で重要な指針を提示するものです。 論文URL カバーアートURL