東日本支部 有志による『瑞宝大綬章受章 井上明久氏を祝う会』を開催しました
令和6年度春の叙勲にて姫路工業大学(K45)卒業生の井上明久東北大学元総長(金属物性学)が顕著なる業績により瑞宝大綬章を受章されました。この度、東日本支部の有志により5月25日、 KKR ホテル東京にて祝賀会を開催しました。
兵庫県立大学 髙坂誠学長、姫路工業倶楽部 辻井浩一理事長、淡水会東京支部 永井豊支部長、当支部の髙栁益好氏から祝辞をいただき、大阪支部 福永尊光支部長、四国支部 佐々木芳郎支部長、大阪支部大野正夫氏より祝電をいただき盛大に挙行されました。
東日本支部 明石昌彦(S44)
写真①叙勲直後のお姿
写真②当日の井上明久支部長のご挨拶
写真③当日の会場の風景
叙勲おめでとうございます。またこの大慶の機にふさわしい盛大な祝宴開催、東日本支部の皆様ご苦労様でした。コメント欄に当方の祝電云々と記述頂き恐縮です。一介の卒業生から祝電とはおこがましいので 実際は手紙を送らせて頂いた次第です。内容は祝辞に加える事、初めて井上先輩のお名前を耳にした時の経緯消息等を記させて頂きました。それは約30数年ほど前の事。工大は機械工学科を出た小職ですが、密かに工大後期課程と思って当時唯一の国立大学の(社会)通信教育をしている秋田大学の「電気・電子課程」を受講修了し、引き続き「冶金・金属材料課程」を履修中の夏 三泊四日スクーリングで秋田に行った時の事でした。初日の懇親会の席上、隣に座られた教授が尋ねられました。『君は大学を出ているの?』と。是と言うと続けて『どこ?』との質問。 『・・ご存知ないと思いいますが、兵庫県立の姫路工業大学・機械工学科です。』と答えると その先生急に親し気に話しだして下さる。『僕は日本で初めて本格的にショットピーニングの研究をしたのだけど。秋田には3年前?に東北大から来た。 姫路工大はとても良く知っている。”井上明久君”と言う教員が 機械ではないけれども君の大学の金属材料を卒業して東北に来て今も東北大に在職中。とても研究熱心で海外でも大活躍だよ。彼は若い時から知っているけれども猛烈真摯に前向きな研究をする。彼が家に帰ったのを見た事がない・・・。』と言ったエピソードと共にお名前を初めて知った事を記させて頂いたのでした。あらためておめでとうございます。