久しぶりの42C会 同窓会を姫路で開催

今年は例年になく春先に寒波が残り、姫路でも桜の開花が遅れ、4月に入りようやく温かくなりました。コロナ禍に対する規制が緩和されてからの初めての春であり、昭和42年に応用化学科に入学した16名の皆様方が浮き浮きした気分で4月13日の午後、懐かしい姫路市内のホテルに集まりました。

 全員の表情は明るく、和やかな雰囲気で、学生時代の話を皮切りに、社会人になってからの武勇伝に加えて、残念ながら所用や体調の都合で止むを得ず欠席された方々の情報確認等、話題がきれることもなくあっという間に時が過ぎました。宴酣となった時、学生時代からずっと歌い続けてこられた姫工大グリークラブOBの大野さんのリードで、会場の音響設備の伴奏に合わせて、姫路工業大学学生歌等を久しぶりに合唱し気分が大いに高揚しました。次回の同窓会は来年の4月に三の宮で、玉田さんと坂井さんと小生の3人の企画と運営で開催することになり、5月の上旬に三の宮で下見を兼ねて打合せすることになりました。玉田さんと言えば、兵庫県の高齢者大学(本部は加古川市)の主力メンバーとして「共に学び、共に楽しむ」を合言葉に活躍中であり、坂井さんと言えば、「80歳の壁」を提唱する某精神科医の考えを、同級生に紹介してくれて「70歳代が最高!!」と力説されています。昨年は同級生の中で二人の逝去者が出て、これまでに合わせて5名の仲間を失ってしまいました。すべての同級生が75歳以上となり、出不精になられたり、体調を崩されたりして同窓会への出席が叶わない方が増加傾向にあり、連絡を取り合える方々の数も実質的に30名くらいに減ってしまいました。皆様方が80歳を迎えられるまでの最後の充実した時期を、お互いに大事にして人生に研きをかけようと、当面、春には同窓会、秋には小旅行(1泊2日程度)を計画し楽しもうということになり、全員元気いっぱいで再会することを誓い合い、今回の同窓会を終えることになりました。

昭和46年応用化学科卒業生 小川貞一

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