昭和46年応用化学科卒業生のオンライン同窓会
70歳が最高! 昭和46年応用化学科卒業生のオンライン同窓会
コロナ感染の不安を配慮し、令和4年5月21日の同窓会は出席者13名のオンライン開催となった。卒業後半世紀が経過し、同窓生の近況説明の中で、懐かしい地名が出てくると、出席者から「現在はどうなっているのか」という質問が飛び交う。姫路市内在住の世話役から、最近の都市開発計画によって素晴らしい景観になった姫路駅周辺、伊伝居・野里地域、拡幅され整備された城周辺のバス通り等について補足説明があり、皆様は納得。出席者は一様に、学生時代を思い出し『懐かしい一刻(ひととき)』を楽しんだ。出席者の一人から「70歳は最高!」という発言があった。これは、ある精神科医の人気著書「80歳の壁」(80歳を直前にして、寝たきりや認知症にならないためにどう過ごすべきか)についての提言である。最近は情報過多により加齢による病気の発症を心配する人が増えているというが,60歳で事故や大病によって社会生活が出来なくなっても、弛まぬ努力によって身体と精神の状態を普通に戻し、70歳で更に努力を続けられその維持に努められている方々もある。現状を認めて、過度な心配をせず、「自然」や「人(家族・地域社会)」とのふれあいの中で、楽しい生活を目指されている方々のお話は大変有難い。我々同窓生は、お互いの生き様から糧をつかみ、「70歳は最高!」を具現化するスタート点となる大切な集いとなった。
昭和46年応用化学科卒業 小川貞一