小松製作所(通称コマツ)大阪地区、同窓会開催
十数年ぶりに 小松製作所内同窓会開きました。学閥色の無い企業ですが姫路工大卒業生も現役OBから、定年退職されたOBまでと年齢層も幅広くなって来たので、新旧面通し/懇親の意味で久々に同窓会をしました。 年齢層の厚さ約50年弱。現役/定年された方々とは勿論ですが、現役同士でもあらためて同窓と知る様な感じで多くが初顔合わせ。退職OBは、当日連絡差し上げて来て頂いた方も居られましたが、快く来て下さり、集った面々は総勢8名。
同窓と言うことで、あっと言う間に、年代や学科を超えて、遠慮なしに和気藹々。現役OBからは、まさに工場や開発最前線で活躍の様子の報告。ベテランOBからは往年の活躍話『ブルドーザの複雑な挙動を初めて論理的に解明したが、なかなか周囲には理解してもらえず苦労した』話、『各地区毎でしていた各事業所の試作車の量産化可否総合判断を、全社横断の5地区を束ねる初組織のトップを務められた』当時の話、『ソ連向け大量受注車を驚異の短期間で缶詰合宿の様な状態で新規開発された』話、趣味の絵画の発表会予告、果ては最近のステ-ジ4からの奇跡の生還話etc.と話題も豊富。仕事に、そして人生にと、お互い有形無形得るところ大。
残念ながら昨年鬼籍に入られて参加できなかった先輩がおられるのですが、その方については代わりに足跡を称えた本での参加、これを皆で回覧。この本たるやその人柄を慕って嘗ての部下の面々が自分達で本を編纂され本格的なハ-ドカバ-で自費印刷。ご遺族招いての感謝会も設け、席上で、その面々から贈呈された本?–弊社でそこまでしてもらった人は、今まで見た事が無いです・・・。
グル-プ6万5千名に在って、とてつもない少数派ながらも、各々は全く異なる個性豊かな同窓生。その業績に、その人柄に 抜群の存在感を示す、姫路工大をあらてめて実感/再認識。元気の溢れ出る同窓会になりました。
大野 正夫(M55)