うるう会2017姫路城花見宴

 今年も「うるう会」恒例の姫路城花見宴を4月12日「千姫ぼたん園」で開きました。
 しぐれ模様で気温も乱高下の気候続きでしたが、毎年世話役を引き受けてくれているI君のズバリの読みで当日は素晴らしい好天と、まさに満開の桜の下で、遠くは名古屋からも13名が参加しました。 
 昨年は卒業後60年の節目で“納め”の「うるう会」と花見を兼ねましたが、参加可能者で花見はできる限り続けようとなったものです。M君が整理してくれた花見宴記録によると、初回の1998年4月11日から毎年続けて今年で20回目、在籍者26名の半数ですから、上々の参加と自慢できます。
 各自持参の弁当と飲み物を口にしながら1年ぶりの歓談。話しの中身は医者通いやリハビリ、温水プール通いの効果で頼っていた腰痛杖が不要になったことなど健康上のことが殆どなのは止むを得ないことです。Y君、得意なハーモニカ伴奏で「ふるさと」「琵琶湖周遊の歌」なども口ずさみ、尽きない談笑を3時間余で切り上げました。
 私達は育ち盛りの小・中学校の時期を戦中戦後に育ち、まだ物資不自由ななか学制改革の新制高校を経て旧師範学校を改装/増築した伊伝居の学舎で学びました。卒業必要単位数は他校より多く設定され、講座ごとに各人違う課題の設計製図など厳しく絞られましたが、卒業研究、夏休み中の学外実習、見学旅行などを含め“物なし時代”での苦楽と共助の学生生活が今の絆に繋がっていると思っています。
 いつものスポットで輝く白鷺城をバックに記念撮影し、もの凄く多い外国人の行き来に驚きながら桜並木を抜け、綺麗に改装されたみゆき通りから、見事に改装された大手前通りへ出て、喫茶店で喉をうるおし、ひと休憩後、健康でまた来春の再会を約して散会しました。 河原 實(M31)
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