36C喜寿を祝う同窓会
私たちは喜寿の77歳を迎え、平成27年6月25・26日、一泊2日の喜寿を祝う同窓会を実施しました。
姫路工業大学を卒業してから半世紀が経過しました。私たち学生時代の生活圏がどう変わったのか?体験しようと塩田温泉(上山旅館)に一泊し、母校の見学、姫路城の拝観を計画しました。36Cの卒業生総勢46名うち物故者10名不明者3名で残り33名の内12名が、今回の喜寿を祝う同窓会に参集し、学生時代にタイムスリップして大いに盛り上がりました。
参加者全員は年齢相応に元気ですが、どうしても話題は健康に関することが主流となってしまうようですが、やはり学生時代のことになるといろいろな記憶がよみがえり当時の話に熱が入ります。
閑静な旅館では料理とお酒を楽しみながら各人が近況なり今後なりを報告するなど非常に有意義な宴会運びとなりました。温泉も他の客もほとんど見当たらず私たちだけの大浴場のごとくゆったりした入浴を楽しみました。
次の日は残念ながら朝から激しい雨に見舞われましたが、旅館のバスで、書写の兵庫県立大学まで送っていただきました。バスを降りて傘をさして本館5階の姫路工業倶楽部の事務局を訪問、前田様に快く迎えていただきました。気の毒なことに雨の中ほぼ全学を案内していただき恐縮した次第です。応用化学科の実験室を見せていただき懐かしい思いをしました。また、現大学生は私たちからすれば孫の世代です。年齢の開きを実感しました。
さらに、書写紀念会館を案内していただきました。素晴らしい見晴らしで姫路が一望できる建屋です。その中の喫茶で昼食をいただいてから本館の姫路工業倶楽部の事務所により兵庫県立大学の姫路工学キャンパスに新校舎ができるニュースを聞きました。私たちが学んだ校舎は姫路城の北方の伊伝居にありましたが影も形もありませんがその報を聞き頼もしく思いました。
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親切な前田様のご案内の母校を後に、雨の中姫路城に向かいました。雨のため普段より混雑はなく比較的スムーズに姫路城の天守閣まで登れました。雨具と靴と荷物を持ちながらの急な階段で私たちの年齢ではかなりタフなコースです。天守閣内部は当時の趣を残し以前に拝観した状況と変わりませんが外から望む姫路城の全景は以前より白く非常に美しい姿が印象的でした。
今回の喜寿を祝う同窓会で終わりにする予定でしたが80歳(傘寿)まで元気ならば同窓会を開こうではないかとの意見で再会を期して、笑顔で散会しました。 平岡 重道