県立西はりま天文台公園を訪ねて(大阪支部秋の見学会)
毎年恒例となった県立大学研究所巡りの大阪支部見学会も今回の自然・環境科学研究所(宇宙天文系)が最後となり、少し遠路でしたが国内最大の2mなゆた望遠鏡を有する天文台を見学しました。
業務や体調の都合で参加者が12人と少し寂しかったが、11月18日、生憎の曇り空の中、朝9時に貸切バスで出発して中国自動車道を一路西進。作用ICで国道へ出て、因幡街道の有名な「宿場町ひらふく」道の駅で店自慢の地場野菜たっぷりの定食で昼食し、宿場を散策。
午後は一般道を西進し目的地作用町の県立大学西はりま天文台に到着。研究所の副センター長石田准教授から「なゆた望遠鏡」を使って宇宙の進化、構造の解明や宇宙と地球、生命の関わりといった宇宙の謎に挑戦する研究をしているとの話を伺い、壮大な研究をしている我が県立大学の姿に認識を新たにした見学会でした。
また、このなゆた望遠鏡は、一般の方が利用できる公開望遠鏡としては世界最大のもので14億光年先の天体を見ることができるとかで、実際に覗かして頂きましたが、生憎の曇天で何も見えなかったのが残念でした。
夕方、待望の懇親会、姫路市の駅前の「居酒屋くいもの屋わん」で焼き鳥やおでんを酒の肴に疲れを癒しながれ談笑し、来年も何処かへ見学行こうと約束して岐路につきました。有益で楽しかった一日でした。
大阪支部長 福本良一(M30)