カオス・マシンの開発
本装置は、亀岡紘一元教授(機械知能工学教室)が開発されたもので、県大はもちろん、他大学においても学部及び大学院の研究、教育に活用されているそうです。(H20年3月当時)
開発時期、開発の狙い、感想などメールか下記のコメント欄でお寄せ下さい。
説明内容:振子棒の動きは不規則です。その要因が外的なもの(例えば、不規則な風、床振動)でないことは明らかです。もちろん装置の不具合でもありません。加振されてはいますが、加振波形は正弦波状で規則的なものです。
実はこの不規則性は、この系(非線形系)のもつ本質的性質です。この現象はカオスと呼ばれ、ミクロからマクロの世界まで、物理現象から生命現象に至るまで数多く見出されています。また、現代数学に基づく奥深い数学的構造もかなり明らかにされています。
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